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南風
南風

和田三造 ; 南風


ゑ け あがる 三日月や
ゑ け かみぎや かなまゆみ
ゑ け あがる あかぼしや
ゑ け かみぎや かなままき
ゑ け あがる ぼれぼしや
ゑ け かみが さしくせ
ゑ け あがる のちくもは
ゑ け かみがまなききおび

*****

あれ! あがる三日月は
あれ! 神の金真弓
あれ! あがる赤星は
あれ! 神の金細矢(ままき)
あれ! あがる群れ星は
あれ! 神のさし櫛(くせ)
あれ! あがる横雲は
あれ! 神の愛御帯(まなみおび)

おもろそうし 巻十・五三四(訳;仲原善忠)



いきなり雰囲気変わって南風。
この絵は国立近代美術館にあります。潮の匂いのする素晴らしく生命感溢れた絵ですね。

詩の方は、中公新書の「宇宙をうたう」海部宣男氏著 より引用させていただきました。(海部元首相の弟君)

ゑ け は船をこぐ時の掛け声だそうです。
赤星は金星、群れ星(ぼれぼし)はスバル、横雲は天の川。

漆黒の夜空にきらめく星星を見上げながら声を揃えて船をこぐ海洋民族の詩ですね。

天にかかる美しい神の櫛や飾り櫛を見上げながら海を渡る、我らの祖先の歌でしょうか。
和田三造のこの絵は真昼間ですけどね・・・

例によって連想ゲームであります・・・(汗)
 
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辞世の一句
ベアトリーチェ・チェンチの肖像

時鳥 辞世の一句 無かりしや (子規)



グイド・レーニ(1575~1642)イタリア・ボローニア派の巨匠。カラッチのもとで頭角を現したとのこと。グイド・レーニは美男子なのに、女嫌い、賭博好きの変人だったそうです。

【ベアトリーチェ・チェンチの肖像】

あの有名なフェルメールの青いターバンの少女と並ぶ傑作。

ベアトリーチェは、ローマ貴族チェンチ一族の娘として生まれますが、あまりに美しく成長したため父親に幽閉され、陵辱されます。絶望したベアトリーチェは、継母や家来の手を借りて、父親を殺害します。しかし、家長殺害は極刑。
断頭台に臨む前に、髪をターバンでまとめたところを描かれたという話です。
そう、これは父を殺し、断頭台に向かう前のベアトリーチェの肖像なのです。

この表情は諦めをたたえた静かなものです。
自分の生きた証を残そうなど思いつきもしなかったでしょうに・・・

いまさらながら・・・

青いターバンの少女(フェルメール)

青いターバンの少女

真珠のピアスが眩い・・・

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