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生誕
latour_生誕

忘れられていた画家、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール。(1593~1653)
フランス古典主義の画家ですが、独特の蝋燭の光りに神秘的に照らされた静謐な画風から、「夜の画家」とも呼ばれています。
20世紀になってから(1915年)再評価されたそうで。
イタリアバロックのカラヴァッジョの影響を受けていたといいますが、この光りの静かさは、カラヴァッジョとはまた別物の感じがいたします。
真作、贋作がはっきりしないものも相当あるようです。

実は今日西美(国立西洋美術館)に行ってまいりました。
西美で楽しみにしてる作品といえば、カルロ・ドルチの「悲しみの聖母」。はい、マイベスト絵画の一枚。

悲しみの聖母(ドルチ)

しかし!!なんと今この絵は展示してなくて、代りにグイド・レーニの「ルクレツィア」が・・・
いえ、ルクレツィアは素晴らしい絵です。身を汚されたことを嘆き、いまやナイフで自害せんというその時を描いた素晴らしいもの。(さすが西美ですね~~)
西美には他にも凄い絵がたくさん。
ラトゥールの絵も一枚あります。

コレ↓

latour_聖トマス

聖トマスはイエスの弟子の一人ですが、キリストの復活をなかなか信じず、復活したイエスの腹の槍による刺し傷を確認した、という疑い深い聖人。

この絵も槍持ってますので、聖トマスとしれます。
こんな絵がごく身近で、それもガラガラの美術館で見られるなんて!!!

ラトゥールの作品は蝋燭の暖かい光りに照らされた、内省的で神秘的な絵が多いですね。
私の好きなもう一枚。

latour_改悛するマグダラもマリア(鏡)

改悛するマグダラのマリア。
ラトゥールは何枚もマグダラのマリアを描いてますが、私はこれが一番好き。
これもまたマイベスト絵画の一枚。

latour_大工の聖ヨセフ

大工の聖ヨセフ

右の子どもはキリストです。
この手が灯りに透けているさま!!!これはきますね。

夜の画家といわれてはいますが、ラトゥールの有名な絵にこの絵も。

latour_いかさま師(クラブA)

いかさま師

これは、クラブのエースですが、ダイヤのエースのヴァージョンもあります。この後の場面ですね。

ラトゥールの絵の前に立つと、東洋の辺境のそのまた場末の無宗教な人間にも何か聖なる感動が伝わってくるような気がします・・・


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受胎告知~ポントルモ
受胎告知

<ポントルモの日記>
1556年

1556年1月1日 水曜日、昼はブロンズィーノと食事をして、晩はオッタヴィアーノと二人で野鴨を一羽食べた。
 木曜日の晩は茹でた豚と水鶏を一羽食べた。バティスタは夕食をとりたがらなかった。
 金曜日はブロンズィーノと一緒にパドヴァーに貰ったという魚一匹、レモン一つ、それに卵を食べた。
 土曜日の朝から雨が降り出して、十日間も続いていた雲ひとつない晴天が崩れ始めた。晩は十二リラで買った上着を着て帰って、修道士のところへ四スクードを持っていくバスティアーノと昼食をとった。

白水社『ポントルモの日記』より抜粋。

ちょっと調子づいて、わが愛しのポントルモ。

ポントルモって、メジャーなんだかマイナーなんだか良くわかりません。

まあ、ここは自分のサイトなので、自分基準で好きなように書かせていただきます!!

ポントルモ~本名はJacopo Carucci。ポントルモは生地の地名。
フィレンツェで活動してたマニエリズム初期の巨匠であります。
ダ・ヴィンチの工房にいたこともあり、ミケランジェロ、デューラーの影響が濃いとか。

ともかく、私はポントルモの色合いに一目惚れ。

明るくも枯れた匂いのある垢抜けた色合いは今の時代にも通じるモダーンな雰囲気。

人工甘味料みたいな色だって仰るかたもいるようですが、いいさ、上等!
ペプシ・ネクス好きだし、カキ氷も好きだから。

ポントルモ 十字架降下

これはポントルモの名作、十字架降下。

この色合いなんともいえません!!!マリアの嘆きの芝居がかってること!!
素晴らしい絵ですね!!これまたマイベスト絵画の一枚です。
夢のなかで、さらに芝居をしているような・・・

pontormo聖母のエリザベツ訪問
聖母のエリザベツ訪問

微妙な表情が現代的。
後ろの二人は何を呆けているのでしょうね?

pontormo_ヴィーナスとキュ^ピッド

ヴィーナスとキューピッド

去年のウルヴィーノのヴィーナス展で、この絵が出てました!!!
かなり私はコーフンしたんですが、周りの人の反応が冷ややかでちょっとがっかり。

これは寓意画なのですが、このヴィーナスはほとんど両性具有。筋骨隆々の女性。ジャイアンのママみたい。
左下の仮面は「美徳と悪徳」を象徴、その下の彫像は肉体的な愛が陥る苦しみの結末を象徴してるそうです。
一体女性なんでしょうか?妙に男性的で見ていて不安になります。

ミケランジェロ 夜

参考;ミケランジェロの夜

体のねじれっぷりが似てますね。


さて、もっとカッコイイ解説したかったんですが、とりあえず絵の紹介だけ。
続きは後で。

今回はポントルモをもっと知ってもらいたくて書きました。

ああ、でもこのブログって、一日のアクセス数、1~3・・・

あまり皆に知ってもらえそうにないっす。

***
気を取り直して続き。
pontormo_棒を持つ兵士の像

棒を持つ兵士の像

なんですか!!この無気力な兵士の顔は!!!
上官がいたらどつきますよ!!

「え~~不審者?見なかったな~マジっすか?なんかあったの?オレ関係ねえっす。」みたいなセリフが聞こえてきそう・・・

『ポントルモの日記』という本が白水社から出てます。

チラっと見たことあるんですが、この方二階に引きこもっては梯子を引き上げ、健康にびくびくと過剰な注意を払いながら暮らしてたとか。

自分で書いてたらムショウに読みたくなり、ア○ゾンで頼んできました。


そして買いました!!!上に一部抜粋しました。こんな感じで延々と食べ物のことと自分の体調がうじうじ書いてあります。意外に面白いです!!
後半はポントルモの解説。こちらはこれから読みます~~☆

正岡子規が、亡くなる前に結核にいいからとキチガイじみた勢いで食べ物を詰め込んでた日記があるでしょう?アレ思い出しました。

あ!!!毎回好きな詩を載せてたのにこの二回忘れてます!!
ポントルモにふさわしい詩・・・

思いついたらアップしますわ。


次はグイド・レーニ行こうかな。ベアトリーチェ・チェンチの肖像。聞くも涙、語るも涙の・・
それともカルロ・ドルチがいいかな。悲しみの聖母。(西美にありますね☆)

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聖マタイの召命
聖マタイの召命

カラヴァッジョ;聖マタイの召命です。

カラヴァッジョ(ミケランジェロ・メリージ)といえばイタリアバロックの巨匠であり、色々問題ある行動で知られた方です。
血気はやってるというか、なんというか・・・決闘で人を殺してローマから逃亡。
その後マルタ島で洗礼者ヨハネの斬首という素晴らしい作品を描いたことにより、ローマ教皇から許されたにもかかわらず、またもや決闘して投獄。脱走するも捕まり、自分が斬首されてしまったという・・・破滅的な画家です。

この聖マタイの召命は、コンタレッリ礼拝堂の連作の一枚です。
徴税人であったマタイにキリストが自分について来るよう命じているところだとか。

私は初めてこの絵を見た時、右端の美形がキリストときづかず、勝手にのぼせてました・・・

これがアップ。

聖マタイ部分

美しい男です・・・マイベスト名作美形の一人。

さて、連作のほか二作はというと、

真ん中にある絵がコレ。

聖マタイと天使

聖マタイと天使

聖マタイに天使が学問を教授しに来たところですが、マタイのびっくり振りがなかなか。
天使の渦巻く衣がセクシーです。

聖マタイの召命の反対側にある絵はこちら

聖マタイの殉教

聖マタイの殉教

パニックに陥る人々の表情がリアルです。光と影が効いてます。

***
一ヶ月に一度は更新しないと・・・
焦って書き出してしまいました。
詳細は後ほど。



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