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ひそやかな会話
ルドン



甃のうへあわれ花びらながれ
おみなごに花びらながれ
おみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫音(あしおと)空にながれ
おりふしに瞳をあげて
翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍(いらか)みどりにうるほい
廂々(ひさしひさし)に風鐸(ふうたく)のすがたしづかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃(いし)のうえ

三好達治の「甃のうへ」


放置しすぎでありました。
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というわけで急遽ルドン。

ルドンは私が高校時代に最初にイカレタ画家でして、幻想的な夢見るようなタッチにぽわわんとしたものです。

天空の回廊というか楼閣でしめやかに神秘な対話を交わす二人の女性。

「あなたは赦されました。」と言ってるように聞こえます。

原罪っていう感覚は日本人には馴染みが薄く、キリスト教的解釈はその辺りとんと無知な自分には何の解説もできないんだけど、生きていくうちに積み上げた後悔と言い訳をさっぱりさせたい、なんて思ったりはします。

三好達治のこの詩は透明でうっすらと哀しみの伝わってくる美しい詩で、ルドンのこの絵を見るといつも頭に浮かびます。

こんな風にひとりしずかに歩むには邪念が多すぎる気のする自分ですが。
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THEME:絵画 - GENRE:学問・文化・芸術
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