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もう4ヶ月?
ムリーリョ

あまりに長きに渡って放置してたら、スポンサーサイトは鬱陶しくも入ってくるし何やで思い切ってちょこっと書くことにしました。
はて、誰が見るやら。

父が亡くなってもうすぐ四ヶ月が経とうとしてます。
最近は他のブログも自分を知ってるヒトが結構見てたりするので、なかなか本音が書けないのが苦しいところです。

そんなわけで、ここは誰も見に来ないだろうとちょっと吐き出させていただきます。

一昨年の秋に胆嚢癌の肺転移と診断を受けた父は、幸いにもほとんど症状もないまま一年近くすごせました。
もちろん、抗癌剤治療や免疫療法は間に受けていましたが、足に血栓ができて浮腫んだ以外は食欲もあり痛みもなく去年の夏まではゴルフまでしておりました。
それでも癌は父の肝臓でじわじわと育っており、ついに去年の暮れに黄疸がでてしまいました。
黄疸が出ると一気に調子を崩した父は入院。
胆管にステントを入れる辛い処置を受け、なんとか黄疸も引いたものの、年明けて少ししてから、心筋梗塞の発作を起こし二日入院してそのままなくなりました。

最後が胆嚢癌末期として苦しまなかっただけ、少しは良かったのかもしれません。

奇しくも私が最後を看取りました。

今でも、思い出すのは、たったいま自分の親が目の前で死につつあるのだ、という魂が遊離したような現実離れした感覚。
父は亡くなる3~4時間前、譫妄状態になっており、意味のわからないことをつぶやいたり(中国の国家主席について色々語ってたような…)ばたばたと寝返りを何度も打っておりました。
水、といえば水を、足がだるいといえば足をもむといった、細かく次々に下される要求に振り回されていて、やっと少し静かになったと思ったら、もう血圧が下降しつつありました。

なんというか、いまだにもっと優しく世話をしてあげればよかったと胸のつぶれる思いでその時のことを思い出します。

父は三人の娘を心から可愛がっており、周りから「男の子が一人いればよかったね」といわれても全く意に介さないヒトでした。
三人に惜しみなく愛情を注いでくれ、自立できる教育を受けさせてくれたことに感謝の思いが耐えません。

毎日父のことを思い出しています。

お父さん、ありがとう、と最後に大声で耳元で叫んだ言葉が聞こえてればいいなあと思います。

喪失の思いはまだ強く、自分を力強く支えてくれた庇護の傘がなくなってしまったことに呆然としてしています。

心の底のほうから、「N子、がんばれよ!大丈夫だ!」と声が今も聞こえてきます。

お父さん、ありがとう。
お父さんの娘に生まれて幸せでした。


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いきなり・・・
カバネル・ビーナスの誕生

ブログが簡単に作れるそうで・・

気楽な気分で作ってみました。
好きな絵、好きな詩・文、なんでも思うままつめこんでみたいとずっと思っていたので、まさに勝手気ままにやっていこうと思ってます。



まずはここから。ビーナスの誕生  アレキサンドル・カバネル(1823~1889)
ル・サロンにて一等賞、時のナポレオン三世にお買い上げいただいたそうです。
この時、マネの草上の昼食はけしからん、破廉恥だ!と物議をかもしだし落選。

*****
そしてなんとなく伊東静雄

   

         燕


門の外の ひかりまぶしき 高きところに 在りて 一羽
燕ぞ鳴く
單調にして するどく 翳なく
あゝ いまこの国に 到り着きし 最初の燕ぞ 鳴く
汝 遠くモルツカの ニユウギニヤの なほ遥かなる
彼方の空より 来りしもの
翼さだまらず 小足ふるい
汝がしき鳴くを 仰ぎきけば
あはれ あはれ いく夜凌げる 夜の闇と
羽うちたたきし 繁き海波を 物語らず
わが門の ひかりまぶしき 高きところに 在りて
そはただ 單調に するどく 翳なく
あゝ いまこの國に 到り着きし 最初の燕ぞ 鳴く



少々季節は過ぎてしまい、すでに燕たちも子育てを終え、巣立ち仔たちと楽しげに飛び交ってる季節です。遠い南の海を渡り、暖かい風を運ぶ燕たち。

南の海の彼方にはこんな女神がうたたねしていそうです。そういう連想です・・

*****

さて、カバネル。

フランスアカデミズムの重鎮だそうで。印象派と対立したという話ですが、印象派の絵よりはるかにエロチシズムに満ちてる気がいたします。

caba-ophelia カバネル・オフィーリア2


カバネルのオフィーリアです。狂気にかられ小川で溺死してしまう悲劇の乙女。

「ヘイノンノニノニ ヘイノンノニ 本当の恋人の目印は帽子についた帆立貝 手に持つ杖にわらじ添え・・」今手元にハムレット見当たらず。オフィーリアが狂気におかされた時の歌、わかったらまた後でアップします。

話ちょっと変わって、もうすぐミレイのオフィーリアが来ます。楽しみ。
ジョン・エヴァレット・ミレイ オフィーリア




同じオフィーリア、どちらがお好きでしょうか??死亡直前と死後すぐの比較のようですが・・・(あたふた・・)
オフィーリアに関しては、私はミレイの方が好みです。静謐な死に乙女の嘆きが封じ込まれてるようで。

はい、また話もどってカバネル。
印象派の天敵のような方だったようですが、筆致は滑らかできめ細かく、ただ明るく牧歌的な神話世界とは一味も二味も違う、凄みのあるエロチシズムが根底にあるように思えます。
むしろ印象派の方があっけらかんとしてるように見えます。

ニンフとサチュロス2


ニンフとサチュロス

エコー2


エコー

THE FALLEN ANGEL


Fallen Angel

堕天使ですね。ルシフェルだそうです。
この目が素晴らしいですね。闇を感じます。


ル・サロンで落選した、マネの草上の昼食

草上の食事


神様は裸になっていいけど、普通の人が裸になると顰蹙を買うようです。
こちらの方がビーナスより健全な色気のように思えますが・・・

あ、でもうちの連れ合いはこっちの方がやーらしいって。
そう言われればそんな気も・・・多分男が服着てるからです。






THEME:絵画・美術 - GENRE:学問・文化・芸術
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